これは、私が確か中2の頃、その4年ほど前からレッスンを受けていた恩師から言われた言葉です。それまで、ピアノは嫌いではなくただ漫然と習っていましたが、この恩師の励ましの言葉でがぜん練習に励むようになりました。
光ったかどうかは今もって不明ですが、この言葉は私にとってピアノを続けていくための心の拠り所でもありました。
発表会は、当初、年1回行っておりましたが、第3回目より生徒の方の時間的負担や通常のレッスンが進まなくなること等を考え、1年半毎に発表会を開催することに致しております。ここ5、6年は島村楽器さんのご協力を得て行っております。
最初の頃から出演されているお子さんも何名かおられますが、その上達ぶりは目覚ましいものがあります。また、私自身もまだまだ勉強の身でありますので、これからもこのような生徒さんたちと共に頑張っていきたいとつくづく思っております。
発表会では完成度をより高め、曲想を練ってそれを反映させた演奏をしなければなりませんので出演されるお子さんや大人の方達は普段以上の厳しい練習を重ねて発表会に臨みますから、非常にいい経験になります。また、多くの方々に聴いて頂くのも良い経験になり、その後の練習の励みになるものです。
「玉も麿かざれば光なし。」
どんなに恵まれた素質を秘めていても、継続・努力がなければ絶対に大成しません。光り輝くよう私もささやかながら皆さまのお手伝いを、これからも続けて行きたいと思っております。
発表会は、現在は1年半毎に開催しております。
新型コロナ禍のYouTube発表会